2023年2月、業界カンファレンス出席のために訪れたロンドン出張中、実はカンファレンス以外にも様々なイベントに参加させていただきました。
中でもプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドのスポンサーを英国大手ブックメーカーであるbetwayが務めている関係から、プロモーター(※)である私も様々なイベントや催しごとに招待していただきました。
本場イギリスではスポーツベッティング企業とプレミアリーグがどのような関係で成り立っているのかを想像しながら、当レポートをお読みいただければ幸いです。
ブクサカ編集部・注
写真掲載の許可は取得済みです。選手、監督、練習風景の写真も「掲載OK」とのことでしたので、遠慮なくジャンジャン掲載させていただいております。
※また、ただのアフィリエイターであるにも関わらず「プロモーター」という響きの良い肩書で「あたかも業界人」という雰囲気を醸し出そうとした点について、深くお詫び申し上げます。反省はしていません。
iGB Affiliate Londonにウェストハム選手3名が登場!
2023年2月9日、こちらの記事でもご紹介した「iGB Afilliate London」という業界カンファレンスのbetwayスタンドに、ウェストハムの主力3選手が登場!またたく間に人だかりができあがり、あっという間にスタンドはサイン・写真撮影の会場へと様変わり。
私も図々しくお写真とサインをお願いし、最後にパシャリ。(もっとシャキッと姿勢正して写真とればよかった、恥ずかしい)
右から順に、
- ルーカス・パケタ(Lucas Paquetá)
- エメルソン・パルミエリ(Emerson Palmieri)
- ヴラディミール・ツォウファル(Vladimír Coufal)
の3選手。ちなみにこの3名全員が翌日行われたチェルシー戦にも先発出場しました。
パケタは御存知の通り現役ブラジル代表の中盤の選手。エメルソンはウェストハム移籍前はチェルシーに所属しており、その前はローマで活躍していたサイドバックです。翌日のチェルシー戦ではゴールも決めました。
ツォウファル(日本ではクファル表記のメディアもあります)はチェコ代表選手で、EURO2020でベスト8進出の立役者として全4試合にフル出場した選手ですね。
ユニフォームにもちゃっかり全員分のサインを貰いました。これはルーカス・パケタのサイン。えへへ。
もともと「○時に選手が来ますよ」という情報は聞いていたので、商談そっちのけで定刻前からスタンバイ。選手登場から早い段階で選手のところに(図々しく)行ったため、混雑前の静かな状況で対応してもらえました。
ご覧の通り、この後一気に大混雑したので早めに行ってよかった。
スポンサー対応に一流選手が出てくる点がbetwayとウェストハムの関係値を物語っていますけど、それ以上に印象的だったのは、選手たちが嫌な顔ひとつせず、一人ひとりのファンに丁寧に対応している姿はさすが一流のプロ選手そのものだったこと。
もし日本でスポーツベッティングが解禁されたら、Jリーガーもこういう活動にも駆り出されるでしょう。仮に東京ビッグサイトにJリーガーが登場したとして、どこまで会場にいる人を惹きつけられるだろうかと、色んな想像してしまいました。
iGB会場はビジネス商談の場ですので、この場に子どもたちは一人もいませんでしたが、こうやってファン・スポンサー対応をすることで、
- 知名度UPを目指してスポンサーを務めるブックメーカー(betway)
- 多額のスポンサー費用を受け取ってそれを強化にあてるチーム
- その強化費で移籍金やサラリーを賄ってもらえる選手
この3者みんながWin-Win-Winな関係でスポンサーシップが成立している訳ですね。いやいや、本当にお勤めご苦労さまです。
プレミアリーグ/ウェストハム×チェルシー戦・現地観戦
続く2月10日(土)、ウェストハムのホーム・ロンドンスタジアムで行われた「ウェストハム×チェルシー」のロンドンダービーにご招待いただきました。私はW杯やEUROは海外で現地観戦したことがあるんですが、プレミアリーグの現地観戦はこれが初めて。
当日は正午12時30分のランチタイムキックオフゲームでしたので、近くにある大型ショッピングセンターや、会場周りので店で腹ごしらえを済ませた大勢のサポーターが試合会場にドッと押し寄せました。
ショッピングセンター内にはSTADIUMの道案内が
会場は最寄り駅から徒歩15分ほどにあるロンドンスタジアム。ここはロンドンオリンピックで使用されたメイン会場で、今ではウェストハムのホームスタジアムになっています。天候はロンドンらしい曇、ダウンジャケットを着ていても手先が冷える肌寒い気温でした。
しばし歩いてスタジアム到着!テンション上がります。
ここにもデカデカとbetwayのロゴが。
手荷物検査のゲートをくぐると、スタジアム周りには多くので店が出ており、ハンバーガー、フィッシュアンドチップス、フライドチキンなどの軽食をはじめ、ビールなどのアルコール類もがっつり販売。私もしっかりフィッシュアンドチップスで腹ごしらえ。
どうだい、うまそうだろう?
スタジアム周りはチケットショップ、ファングッズショップなど色んなお店が立ち並んでいます。
サポーターは試合ギリギリまでスタジアム外でたむろし、試合直前に席に着く人がほとんどでした。この日も午前中から1杯やって(1杯どころじゃない人も)、既に顔を赤らめ”出来上がったサポーター”たちでスタジアム周辺は溢れかえってました。
なぜ真冬に大量のビールを飲みたくなるのか不思議でなりません。この寒い中であんだけビール飲んでるもんだから、スタジアム内のトイレは常にどこも大行列です。
試合開始20分ほど前になって、ようやくスタジアムに入場。バックスタンドど真ん中、2階席前列という特等席で観戦させていただきました!みよ、この絶景!
ヒャー!「今自分は子供の頃に思い描いた夢の中にいるんだ」という興奮を抑えて、ついに着席。サッカーファンにとって、この光景は富士山の山頂より美しく見えます。この仕事を続けてきて良かった~と、感慨深い気持ちになりました。
さすがロンドンダービーだけあって観客席は超満員。観客席が遠目で真っ黒になるのがイギリスっぽい。みんなそんなに黒系の服着てたかな…?
会場はロンドンオリンピックのメイン会場(多目的スタジアム)として建設された影響か、サッカー専用スタジアムに比べて傾斜がゆるく、写真で見る以上に座席とピッチの距離が遠かったです。そういう意味では、ここは座席とピッチが近いことで有名なプレミアリーグっぽくないスタジアムかもしれませんね。
ウェストハム名物、選手入場時のシャボン玉が溢れる中で選手入場。
チェルシーは二桁順位と一桁順位を行き来し、ウェストハムは残留争い真っ只で迎えたロンドンダービー。チーム状況が物語るように、この試合も戦術・技術云々ではない「肉弾戦」となりました。
せっかくだしbetwayでこの試合にベットするかと思ったら、スタジアム内はネットに一切繋がらず、結局一つのベットすらできないまま試合スタート。有料のVPN会員にもなって準備万端だったのに、ちくしょう!
試合中はJリーグと違って試合中は電光掲示板に出場選手のリストは一切表示されません。ネットも全く繋がらなかったため、両チームの選手がどこに誰がいるのか必死に確認しながらの試合観戦となりました。
電光掲示板は広告が入れ代わり立ち代わりで表示され、チェルシーの先制ゴールのタイミングでbetwayのロゴが。。
ベッターの皆さんにはお馴染み、まさかのJeton。
試合はジョアン・フェリックスのゴールでチェルシーが先制。その後、前日に一緒に写真撮影したウェストハムのエメルソン・パルミエリのゴールで同点に追いつき、後半ウェストハムのソウチェクの得点で逆転するもVARでゴール取り消しとなり、結局1-1のドローで試合を終えました。
前日にサインを貰ったルーカス・パケタが試合早々に負傷交代になりましたが、エメルソン・パルミエリは同点ゴールの活躍。ゴール直後の様子を撮影した現地動画です。古巣対決での得点だったんで、ゴールセレブレーションも控え目でした。
80分すぎ、待望の逆転ゴール!からの、VAR取り消しになるまでの動画がこれ。ウェストハム贔屓で試合観戦していた私も、取り消し判定にイラッ。VAR判定が出て早々に動画切っちゃってました。。
YouTubeにアップしたら画質が落ちてしまって分かりにくいですけど、みんな大喜びだったんです(´;ω;`) ハイライト(1分38秒~)で見たらオフサイドだったぽい。
モイーズ監督のチームらしく、試合終盤のウェストハムはしっかり守って、走ってぶつかり、最後はゴール前に放り込む!という古典的なフィジカルサッカーでした。昨年はCL出場権獲得に迫る勢いだったのに、今季は苦戦のシーズンです。
両チームとも死力を尽くし、1-1のまま試合終了。
試合終了後の閑散としたスタジアムでもbetway。
試合終了後、「勝ちたかったなぁ~」という名残惜しい現地サポーターの雰囲気に包まれつつ、プレミアリーグ初観戦は終了となりました。プレミアリーグのチケットは本当に手に入らないので、特等席での観戦は一生の思い出です。
betwayではベッターも観戦旅行のチャンスあり!
ウェストハム練習見学会 in ロンドンスタジアム
試合観戦の2日後、2月13日(月)はロンドンスタジアムでウェストハムの練習見学会に参加させていただきました。プレミアリーグのチームが練習を公開するのは極めて珍しく、チーム関係者いわく今後はこういった機会を増やしていきたいとのことでした。
朝9時30分にスタジアムに集合し、そこからゴール裏付近にあるVIPボックスに入りました。VIPボックスは飲み物や軽食が提供されるラウンジのような空間で、試合開催時もVIPが交流と試合観戦を一緒に楽しめる場所として活用されています。
VIPボックスの入口には記者会見で使いそうな背景ボードが。
「厳しい戦いでしたけど、まずは勝点3を取れてよかったです」みたいなサッカー選手っぽいインタビューごっこができる雰囲気ではありませんでした。
まずは司会進行の方の案内、ウェストハムのレジェンド選手のトークセッション。(ちょっと見づらいですが、中央にいます)
その後に参加者全員でスタジアム内に移動。この場はスポンサー関係の人が多かったので皆が皆ウェストハムサポーターという訳ではなさそうでしたが、選手との交流に大興奮する子どもたちも多く、終始和やかな雰囲気で見学会は進みました。
メインスタンド最前列がここ。選手が座るベンチのすぐ横です。
この日は本当にいい天気で気持ちが良かったんですよ。
そうこうしていると、ウェストハムの選手が続々と登場してきます。練習の合間、練習後、隙間時間を見つけて選手がスタンド脇でサインと写真撮影に丁寧に応じてくれました。
ファビアンスキ、オグボンナ、アレオラ、ソウチェク、ボーウェン…さらにはモイーズ監督まで。ファンの映り込みが激しいため、一部の写真掲載のみとしましたが、本当に多くの選手がファン対応に時間を使ってくれました。
モイーズ監督とは2ショット写真も撮ってもらいました。サインも大量ゲット。選手や監督も途中対応を切り上げることなく、最後の一人まで丁寧に対応してくれました。さすが一流選手。
肝心の練習風景がこちら。
試合翌々日だったこともあって、負荷が少ないメニューでした。コーチ経験が豊富な方いわく「このレベルだからと言って特殊な練習メニューとかではない」そうで、基本に忠実な練習メニューをこなしていたようです。
ちなみにウェストハムの看板選手でもあるイングランド代表のライスですが、残念ながらこの日の練習には顔を見せず。近くで見たかったなぁ~。
練習終了後はクラブハウスに戻り、まずモイーズ監督、続いて選手3名のトークセッションが行われました。私は英語を聞き取れないので何を喋っているか分からなかったですが、後から聞くと、まぁよくある会話が中心だったぽいです。
的なやつ。ちょっと適当ですけど、(聞いた感じ)大体合ってると思う。子どもたちに向けた「サッカーをぜひ楽しんでほしい」的なメッセージも踏まえてトークセッションが終わり、13時半ごろに全工程を終えて終了となりました。
何度も言うように、プレミアリーグの練習公開は極めて異例でしたので、この場にご招待いただき貴重な経験をさせていただけたことには感謝しかありません。本当にありがとうございました。
betway オフィス見学
同日、練習見学を終えた足でそのままbetwayオフィスにお邪魔させていただきました。
ロンドンスタジアムから電車移動をし、Camden Road(カムデンロード)というロンドン中心部の駅から徒歩7~8分、閑静な通りに沿いある建物の2階と3階にbetway Groupのオフィスがありました。
中に入ると、遊び心いっぱいのオフィス風景が目に飛び込んできます。
仕事そっちのけで遊んでしまいそうです。
カフェテリアゾーンには、試合観戦もできるモニターもありました。カタールW杯のときはここで従業員たちが集まって試合観戦を楽しんだそうで、日本がドイツ戦に勝利したときも大盛りあがりだったとか。
オフィス内にはスポンサーを務めるチームのユニフォームが飾ってありました。
会議室の名前も「Wembley」などスタジアム名がつけられており、細かい部分に遊び心がいっぱい。
この日は月曜日ということもあってか、オフィス内は人がまばら。理由を聞くと、そもそも月曜と金曜はリモートで仕事する人が多く、いつも週の最初と最後は人が少ないんだそう。
オフィス内は部署ごとに使用するエリアが決まっていて、そのエリア内で各自、自由に座っていいスタイル。デュアルモニターも各席に用意されているので、仕事もしやすそうです。
私は以前「なぜ海外企業の生産性は日系企業よりも高いのか」に強い関心を持った時期があるのですが、会社内での働き方についても根掘り葉掘り聞いてしまいました。
残業もなく、オフィス環境も整っていてリモート勤務OKという、非常に働きやすい環境のようでした。こんな会社で働いてしまったら、もう日系企業で勤務できなくなるんじゃないでしょうか…。
続いて、打ち合わせスペース。映えてます。映えてますよ。
見学中に恐ろしくなってきましたが、ここは一体いくらの家賃がかかっているんでしょう?私のベット損失額がこんな豪華なオフィスに様変わりしているなんて。。。
ぐぬぬ!!
ブックメーカーは日々こんなオフィスで働く方々によって運営されています。なんとなく、スポーツベッティング企業のイメージがつきましたでしょうか?
スポーツベッティング企業で働くという選択肢
最後に、「スポーツベッティング企業で働く」というテーマについて触れて、この記事を締めようと思います。就職先としてのブックメーカーって、あなたは想像したことありますか?
日本ではブックメーカーと聞くと変なギャンブルイメージを持つ人もいるかもしれませんが、betwayのような大手になれば本場英国でも一流企業扱い。ステータスや待遇面もかなり魅力的(なはず)。
私が知り合った方の中にはサッカーが大好きでイギリスに留学し、そのままスポーツに関係する仕事を目指してスポーツベッティング企業に入った方が大勢いました。
サッカー以外にもスポーツ全般が大好きな方が大勢おりますので、英語力を活かしてスポーツ業界への転職・就職を目指している方にとって、スポーツベッティング企業はきっと有力な選択肢になると思います。
私も学生時代にスポーツ関係の仕事を目指してスポーツビジネスを本格的に学んでいたことがありますが、そのときはスポーツベッティング企業への海外就職なんて思いもよりませんでしたから、これも時代の移り変わりですね。
スポーツ業界を目指す若者がスポーツベッティング企業で活躍するというキャリアパスが、今後若い人の間でもっと広がってくれればいいな、と思います。
そのためには、業界の中でもっと日本市場の存在感が強まり、業界が健全な方向で安定的に発展していくことが必要不可欠。当サイトも陰ながらその一翼を担っていければ、これほど嬉しいことはありません。
betwayでのプレイ、どうですか
今回様々なイベントにご招待いただいたbetwayは、2022年に日本語サイトをリリースしたイギリス大手ブックメーカーです。ブックメーカーとしてのbetwayの詳細をさらに知りたい方はこちら。
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