ブックメーカーでサッカーに賭けるとき、勝敗以外で賭けの対象になるのが「得点」です。サッカーの得点絡みで賭け方というと、以下3つに分類できます。
- 得点チームの予想
- 両チームの合計得点数の予想
- 得点チームの合計得点数の予想
この記事ではブックメーカー界隈ではド定番とも言える「サッカーの得点絡みの賭け方」について、全部で6種類解説しています。
ブックメーカーでサッカーに賭けるとき、他のブックメーカーユーザーや上級者は勝敗予想以外にどんな賭け方をしているのか?どんな考え方で賭けを楽しんでいるのかを知りたい方には、参考になる記事になっているかと思います!
当サイト推奨のおすすめブックメーカーも見ながら、ぜひ自分にあったサイトを使いこなしてスポーツベッティング(サッカーでの賭け)を楽しんでいただければと思います。
ブックメーカーでのサッカーの得点・ゴール関係への賭け方
得点関係の賭け方を細かく分類してみました。
- 得点チームの予想
- 特定チームの得点有無
- 両チームが得点するか(BTTS:Both Teams To Score)
- 両チームの合計得点数の予想
- トータルマッチゴール(オーバー/アンダー)
- Live Betting(トータルマッチオーバー/アンダーゴール)
- 特定チームの合計得点数の予想
- チームオーバー/アンダーゴール
- Live Betting(チームオーバー/アンダーゴール)
ブックメーカーにはもう数え切れないほどの賭け方や色んなオッズが提供されているのですが、得点絡みの賭け方で言うとここで取り上げているもので正直、十分という感じです。
用語については順次解説していくので、6種類の賭け方を順に説明していきます。
① 得点チームの予想
最初は片方のチームが得点するかどうか?で「YES/NO」を選ぶ賭け方です。
例えばA×Bの対戦で、Aが得点するか?で「YES/NO」を選ぶ超単純な賭けで、比較的、的中させやすい賭け方です。
得点する(YES)に賭けると90分で1点でも取ればその時点で的中なので、試合中に賭けの勝利が確定しますが、得点しない(NO)に賭けると試合終了時までハラハラが続きます。
WilliamHill では「チーム名 得点」の「はい/いいえ」でマーケットが提供されており、Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)でもチームゴールのオーバー0.5で賭けることが出来ます。
② 両チームが得点するか(BTTS:Both Teams To Score)
ブックメーカー用語では「BTTS」と言います。
BTTSは両チームが得点するか?で「YES/NO」を選ぶ単純な賭けで、ブックメーカーでは非常に人気の賭け方です。
戦力が拮抗しているチーム同士の対戦だったり、得点力が売りのチーム同士、あるいは得点の奪い合いになることが多い対戦カードでは「YES」を狙う事が多いです。
過去の対戦成績などを調べていくとスコアレスで終わることが少なく、やたら得点の奪い合いになる傾向が強い対戦カードって結構あるので、そういう場合に「YES」で的中を狙います。
逆に圧倒的強者と国内下位チームの力量差が激しいチーム同士の対戦で完封勝利の可能性が高いとか、あるいは守備自慢で失点数が少なく、相手攻撃陣を完封できるチームの対戦時には「NO」を狙います。
他にも攻撃力が乏しく、シーズンで得点数が明らかに少ないチームだったり、ここ数試合で全く得点を取れていないチームの試合でも「NO」を狙ったりしますね。
極論、両チーム得点するかしないかの2択ギャンブルなので的中率が高く、しかもオッズが1.5~2.00程度でリターンもそこそこあるので、的中率を高めたい人やそこそこのオッズで賭けを楽しみたい人にオススメ。
③ トータルマッチゴール(オーバー/アンダー)
次は個別試合における、両チームの合計得点数を予想する賭けです。片方のチームの得点数ではなく、両チームの合計得点数を予想する賭け方です。
1試合で両チームの合計得点数を予想する賭けです。
正確に「○点」を的中させなくても、「○点以上」、「○点以下」など大雑把な賭け方ができるので、得点数を小さくすれば的中難易度はさほど高くありません。
例えば特定試合で、両チームの合計得点数をアンダー○(○点以下)、オーバー○(○点以上)という賭け方をします。
提供されているオッズは、アンダー/オーバーでそれぞれ
- オーバー/アンダー0.5
- オーバー/アンダー1.5
- オーバー/アンダー2.5
- オーバー/アンダー3.5
- …
と続き、試合によっては6.5ぐらいまでオーバー/アンダーのオッズが提供されています。
アンダーは数字が大きいほどオッズが低くなり、数字が小さくなるほどオッズが高くなります。逆にオーバーの場合は数字が小さいほどオッズが低く、数字が大きいほどオッズが高くなります。
トータルゴールに似た賭け方でチームゴールというものがあり、こちらは特定チームの得点数を予想する賭けですが、トータルゴールでは両チームの得点がカウントされるのが嬉しい。
例えば試合強者が大量得点差で勝つだろうと予想してオーバー2.5ゴールに賭けても、試合が打ち合いになって2-2のドローに終わるなどの思わぬ展開になったとしても、最終的にオーバー2.5が成立して賭けに勝てる。
チームゴールではハズレでも、トータルゴールなら多少のズレも的中に持っていけるんで、これがトータルゴールの魅力かなと思います。
④ Live Betting(トータルマッチオーバー/アンダーゴール)
先ほどのトータルマッチゴールを試合中に賭けるやり方も人気。
試合を実際に見ながら、これは撃ち合いになってもっと点が入りそうだと思えば「オーバーゴール」に賭けてみたり、硬い試合になってロースコアに終わりそうだと思えば「アンダーゴール」に賭けてみる。
一方的な試合展開で速い時間帯に3-0、4-0など点差がついていて、まだまだ点が入りそうだという時なんかも「オーバーゴール」でリスクを取って賭けるのもよくあります
⑤ チームオーバー/アンダーゴール
続いて、特定チームの合計得点数を予想する賭け方です。両チームの合計得点数ではなく片方のチームの得点数なので、的中難易度はやや上がります。
片方のチームの得点数が○点以上(オーバー)、○点以下(アンダー)で賭けるやり方で、先ほどのトータルゴールを理屈は同じです。
特定チームの得点数で
- オーバー/アンダー0.5
- オーバー/アンダー1.5
- オーバー/アンダー2.5
- オーバー/アンダー3.5
- …
とオーバー、アンダーそれぞれオッズが提供されていて、やはりアンダーでは得点数が大きくなるほどオッズが低く、得点数が小さくなるほどオッズも高くなります。
逆にオーバーは得点数が大きいものほど高オッズ、得点数が小さいものほど低オッズです。
こちらは2018年ロシアW杯のコロンビア×日本戦で私が日本のオーバーゴール0.5を的中させたときのウィリアムヒルの明細です。
オッズ1.73倍で賭金2,000円、1,454円のプラスでした。
試合開始直前、なんとなく日本が躍進しそうな雰囲気を感じ取っていた私は、最低1点以上はとって引き分け以上に持ち込めると考え、日本のオーバーゴール0.5(つまり日本が1点以上とれば勝ち)に賭け、無事に勝利しました。
チームオーバーゴールの実践的な使い方としては、「試合強者が最低○点以上取るだろう」みたいな時とか、試合には苦戦するかもしれないが、最低でもこのチームは1点以上は取るかな?といったときによく使います。
逆にアンダーで賭けるときは、試合弱者が強者に対し「1点までは取るかもしれないが、それ以上は無理」とか「さすがにこのチーム相手では1得点すら取れないだろう」いった予想の時に使ったりします。
ここ数試合で得点が取れていないチームとか、得点力不足に課題があるチームですと得点数が伸びる可能性が低いので、アンダーなんかが使いやすいです。
⑥ Live Betting(チームオーバー/アンダーゴール)
先ほどのチームオーバーゴールを試合中に賭けるやり方です。
トータルゴールと同じく、試合を見ながら展開を見極め、もっと得点が入りそうだというときにオーバーゴール、硬い試合になっているときにアンダーで賭けます。
2019年アジアカップでカタールが北朝鮮相手に6-0で勝利した試合なんかは、前半15分までで2-0、さらに後半以降もカタールが攻撃を緩めなかったので、もっと得点が入りそうだということで試合中に賭けたオーバーゴール4.5で勝ったことがあります。
試合中は欲が出て不要な追いベットをしてしまうこともありますが、試合を見ながら次の得点の匂いを嗅ぎ分けてリターンを狙うのもブックメーカーの楽しみ方の一つかなと思います!
まとめ
ブックメーカーでサッカーに賭けるときの、得点絡みの賭け方を紹介してきましたが、自分でも出来そうだなとか、これなら勝てそうだなという賭け方をぜひ自分でも実践してみてください。
個人的な話になりますが、私は「チームゴール」、「トータルマッチゴール」で試合前に賭けることが多く、ブックメーカーの王道と言われるBTTSはたま~に賭ける程度。
まぁ極論言うとブックメーカーの賭け方に王道も邪道もなく、あくまで自分の好みなので、一般的な知識はこの記事である内容程度で充分です。
試合前のデータについては以下の記事で紹介しているデータサイトが便利。
自分なりに賭けやすいやり方を実践しながら見つけていって、自分なりの楽しみ方を見つけて貰えればと思います!