WINNERは、試合の勝敗やスコアを予想して投票できる日本発のスポーツくじです。しかし、単に好きなチームを選ぶだけでは的中率を上げることは難しく、データに基づいた戦略的な予想が重要になります。
本記事では、実際の試合を予想しながら、試合の勝敗や得点・失点の予想方法を詳しく解説し、さらに分析に役立つおすすめのサイトやアプリもご紹介します。WINNERでの的中率を上げたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
WINNERの攻略方法
WINNERを攻略するための重要なポイントは、以下の6つです。
- リーグ戦を選ぶ
- 順位や勝ち点が離れている試合を選ぶ
- 過去の対戦成績から、チームの相性を確認する
- 対戦チームの得点と失点から、勝ちチームの得点数を予測する
- 対戦チームの得点と失点から、勝ちチームの失点数を予測する
- 試合に数パターン投票をする
WINNERに投票するための分析の流れを、わかりやすく順を追ってご紹介します。
リーグ戦を選ぶ
WINNERで投票可能な対象試合は、以下のとおりです。
- 明治安田生命Jリーグ(リーグ戦)
- JリーグYBCルヴァンカップ(カップ戦)
- 天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会(カップ戦)
- FUJIFILM SUPER CUP(カップ戦)
- J1参入プレーオフ(プレーオフ)
対象試合は、リーグ戦、カップ戦、プレーオフの三つに分けられますが、勝敗予想が最もしやすいのはリーグ戦です。
カップ戦は延長戦があるため、引き分けになる試合がリーグ戦より多くなる傾向があります。また、リーグ戦のほうが重要視されることから、カップ戦では主力選手を温存し、控えや若手選手が起用されることがよくあります。その結果、普段の実力や順位に基づいた勝敗予想が難しくなります。
プレーオフは、J2リーグの年間順位3位〜6位のクラブによるトーナメント形式で行われます。90分で引き分けた場合は、年間順位が上のクラブが勝ち上がるため、引き分け狙いの戦い方をするクラブもあり、勝敗の予想が難しくなるのが特徴です。
一方、リーグ戦は順位が試合結果に反映されやすく、主力選手の温存も少ないため、出場メンバーや勝敗の予想がしやすい傾向にあります。そのため、カップ戦やプレーオフに比べると、勝敗の予想もしやすくなります。
順位や勝ち点が離れている試合を選ぶ
最初に、投票する試合を選び、勝敗を予想します。その際のポイントは、順位表を確認し、順位や勝ち点に差がある試合を選ぶことです。「順位や勝ち点に大きな差がある=実力差がある」と判断できるため、予想の精度も高まりやすくなります。
ただ、順位が離れていても実力差があるとは限りません。順位は勝ち点で決まるため、順位が上でも勝ち点差が少ない場合があります。そのため、順位だけでなく勝ち点差にも注目することが重要です。
それでは、実際に予想をしてみましょう。今回の試合は、第274回J1リーグ 第7節の「鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸」を選びました。
鹿島アントラーズは、4勝1分1敗の勝ち点13で現在首位。一方のヴィッセル神戸は、1勝3分1敗の勝ち点6で16位と、順位と勝ち点にも大きな差があります。さらに、鹿島はホームで26戦無敗というリーグ記録を更新中という好材料もあり、鹿島アントラーズの勝利を予想します。
過去の対戦成績から、チームの相性を確認する
WINNERでは過去の対戦成績を確認できるため、チーム同士の相性を把握するのに役立ちます。
例えば、浦和レッズはアルビレックス新潟に対して30勝7分5敗と圧倒的な成績を収めています。このデータから、浦和レッズは新潟に対して相性が良く、勝利の可能性が高いことがわかります。
また、鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸の過去の対戦成績を見ると、鹿島が33勝10分16敗と大きく勝ち越しています。さらに、過去のスコアを多い順に見ると、2-0で鹿島勝利が7回、2-1や1-0での勝利が6回と、得点パターンにも一定の傾向が見られます。これらのデータからも、鹿島が有利であることが読み取れます。
対戦チームの得点と失点から、勝ちチームの得点数を予測する
次に、勝利チームの得点数を予想します。予想ポイントは以下の通りです。
まずは、勝利と予想したチームの得点力を調べます。
- 勝利予想チームが何試合で何得点しているのかを調べる
- 1試合あたりの平均得点を算出する
- 直近の数試合の得点を確認し得点力や調子を確認する
次に、負けと予想したチームの守備力を調べます。
- 負け予想チームが何試合で何失点しているのかを調べる
- 1試合の平均失点を算出する
- 直近の数試合の失点数を確認し守備力や調子を確認する
そして、両チームの平均得点と失点を比較し、直近の成績も踏まえて、勝利を予想したチームの得点を予想します。
今回の予想に当てはめてみると、鹿島は6試合で12得点、1試合あたり平均2得点を記録しており、6試合中4試合で2点以上をあげています。これにより、鹿島の攻撃力が非常に高いことがわかります。
一方、神戸の失点数を見てみると、6試合でわずか5失点、1試合平均では1失点以下に抑えており、守備力の高さがうかがえます。
鹿島には高い攻撃力がありますが、神戸の堅い守備力を考慮し、鹿島の得点は最大でも2点以内と予想します。
対戦チームの得点と失点から、勝ちチームの失点数を予測する
次に、勝利チームの失点数を予想します。予想する際のポイントは以下の通りです。
まずは、勝ちと予想したチームの守備力を調べます。
- 勝利予想チームが何試合で何失点しているのかを調べる
- 1試合あたりの平均失点を算出する
- 直近の数試合の失点を確認し守備力や調子を確認する
次に、負けと予想したチームの攻撃力を調べます。
- 負け予想チームが何試合で何得点しているのかを調べる
- 1試合の平均得点を算出する
- 直近の数試合の得点数を確認し攻撃力や調子を確認する
そして、両チームの平均得点と失点を比較し、直近の成績を考慮したうえで、勝利を予想したチームの失点数を予測します。
今回の予想では、鹿島はこれまでの6試合で失点がわずか4と、守備が非常に安定しています。一方の神戸は、6試合で5得点と、1試合あたりの平均得点が1点を下回っており、得点が取れていません。
守備力の高い鹿島を相手に、神戸が得点するのは難しいと考え、鹿島の失点は「0」と予想します。
試合に数パターン投票をする
WINNERでは、勝敗だけでなくスコアも予想する必要があるため、1つの結果に絞って的中させるのは容易ではありません。そのため、的中率を高めるには、複数のスコアパターンを予想して投票するのが効果的です。
今回の予想では、これまでの分析を踏まえて「鹿島の1-0勝利」と「鹿島の2-0勝利」に投票しました。
結果は見事に鹿島が1-0で勝利し、予想が的中しました。このように、チームの現在の状況や過去の対戦成績を丁寧に分析することで、予想の精度を高めることができます。
さらに予想の精度を高めるには、選手のコンディションや天候など、さまざまな要素を総合的に分析することが重要です。下記の記事では、Jリーグや海外サッカーにおける予想のポイントをより詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
WINNERの予想に役立つサイト&アプリ
これまでの予想や分析に使用したサイトやアプリは、以下になります。
Jリーグ公式 | Jリーグの公式サイト。チームの順位や選手の怪我、出場停止の確認に活用 |
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Football LAB Soccer D.B. |
Jリーグ専門サイト。過去の対戦成績やチーム、選手データの詳細な分析に活用 |
FootyStats | 海外サイト。直近の試合結果や過去の対戦成績が確認しやすく、チームや選手の分析にも活用 |