ブックメーカーの入金方法の全体概要を解説します。
ブックメーカーではオンライン口座(イーウォレット)や銀行振込送金、カード入金、暗号資産(仮想通貨)送金など様々な入金手段があり、ブックメーカーごとに対応している入金方法が違います。この記事では、
- ブックメーカーをこれから始めてみたいという人
- 特定の入金方法に対応しているブックメーカーを知りたいという人
に向けて、ブックメーカーの入金方法の全体像について解説します。当サイト推奨のおすすめブックメーカーも見ながら、ぜひ自分にあったサイトを使いこなしてスポーツベッティングを楽しんでいただければと思います。
ブックメーカーの入金方法
私たち日本人ユーザーが大手有名ブックメーカーへ入金する方法は主に10種類。
これ以外にも一部ブックメーカーで採用されている別の入金方法もありますが、この記事では代表的な入金方法を10種に絞ってそれぞれの詳細と実際の利用方法、手数料について解説していきます。
こちらは日本国内で利用者が多い大手ブックメーカーの入金方法の一覧表です。
銀行振込 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
VISA | ○ | △ | × | × | × | ○ | ○ |
Mastercard | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ |
JCB | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
Payz | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ |
MuchBetter | × | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ |
STICPAY | × | × |
× | × | × | × | ○ |
暗号資産 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
VegaWallet | × | × | × | ○ | × | ○ | ○ |
Jeton | × | × | × | × | × | ○ | × |
TigerPay | × | × | × | ○ | × | × | × |
iWallet | × | × | × | × | × | × | ○ |
WilliamHILL(ウィリアムヒル)のVISA入金はデビットカードのみの対応です。
入金方法が多いのはカジ旅や遊雅堂などのカジノ系サイトですが、ブックメーカーとして日本で人気が高いのはWilliamHILL、bet365、Stake、スポーツベットアイオーなどのスポーツ系サイトです。
全体像を把握できたところで、各入金方法について詳しく解説していきます。
銀行振込・送金での入金
自分の銀行口座から銀行振込で直接ブックメーカーに入金する方法です。銀行振込での入金に対応しているのは以下のブックメーカーです。
この他、ウィリアムヒル、bet365では出金のみ銀行送金をご利用いただけます。
ブックメーカーへの入金というと、かつてはオンライン口座経由でしか認められておらず非常に複雑だったのですが、今では振込で手軽に入金できる時代になりました。銀行振込での入出金については下記記事で詳しく解説しております。
クレジットカード/デビットカードでの入金
クレジットカード/デビットカードで直接ブックメーカーサイトに入金する方法です。
多くのブックメーカーが対応していますが、サイトごとにどの国際ブランドを利用できるかは異なります。通常、日本の金融機関は海外のオンラインギャンブルサイトへの入金を規制しているため、日本発行のクレジットカード(デビットカード)の一部では、ブックメーカーへの入金に失敗するものが多いです。
そのためカードでブックメーカーに入金したい場合は、
- カード入金成功率が高いブックメーカーを選ぶ
- 入金成功率が高いカードをブックメーカー入金用に新規発行する
このいずれかを選ぶことをオススメします。例えばカード入金成功率が高いブックメーカーというと、
この3サイトが有名です。ただ、カードによるギャンブリングサイトへの入金は年々厳しくなっており、以前使用できたカードが現在は使えなくなっているケースがかなり増えています。そのため、長期的に利用したいのであれば、カードではない他の入金方法を利用する方が安定性という意味では優れているといえます。
カード入金クレジットカード・デビットカード入金の詳細はこちらの記事で詳しく解説しておりますので、気になる方はこちらでご確認ください。
ビットコイン/仮想通貨・暗号通貨送金での入金
ブックメーカーはビットコインなどの暗号資産でも入金できます。ブックメーカーに慣れた人であればあるほど、入出金の匿名性を重視して暗号資産での入出金を好んで使う傾向が強いです。
人気の銘柄は米ドル連動のUSDT(テザー)で、暗号資産ユーザーの大半がUSDTを使用します。1USDT=1ドルの価値換算なので、暗号資産といえど米ドル単位でベッティングできるため、ステークやスポーツベットアイオーなど大手サイトでもUSDTがメイン通貨として扱われています。
暗号資産で入金して円やドルの法定通貨でベッティングもできますし、暗号資産で入金して暗号資産でベッティングすることもできます。暗号資産での入金方法はご覧の通りです。
暗号資産入金の手順
※国内取引所から直接ブックメーカーには送金しないこと
まず国内の暗号資産取引所で口座開設し、即時入金や銀行振込みで入金。口座内で購入したビットコイン(暗号資産)を、海外取引所や海外ウォレットに移し、そこからブックメーカーの個人アカウント宛に送金先に指定して入金します。
またbet365やウィリアムヒルでは直接の暗号資産送金での入金は利用できませんが、間接的に暗号資産を使って入金することはできます。例えばペイズやJeton、STICPAY、MuchBetterを経由し、
暗号資産取引所(国内) → ペイズ/Jeton/STICPAY → ブックメーカー
というルートでの間接的な暗号資産入金なら可能です。ビットコインなどの暗号資産はブックメーカーユーザーにとって利便性が高いので、取引所をどこか一つでも解説しておくと非常に便利です。
Payz(ペイズ)での入金
ブックメーカー入金の代名詞的存在でもあるのが、Payz(ペイズ)です。暗号資産系以外なら大抵のブックメーカーで利用できます。
2023年5月にリニューアルを行い、現在は「Payz(ペイズ)」という新名称のサービスに変更されましたが、サービス内容や機能はエコペイズ時代と全く同じです。
Pazy(ペイズ)は日本を含む世界159ヶ国、日本円を含む45通貨、個人に加えて企業間送金にも利用されている世界的な決済サービスで、言わばオンライン上の銀行口座。
ペイズへの入金は銀行振込、もしくは暗号資産取引所からのビットコイン送金が利用でき、銀行振込であればネットバンクでの振込みはもちろん、コンビニATMからの振込みもできます。
またペイズから出金する際は、自分の銀行口座宛に直接資金を移動させる銀行送金を主に利用します。
MuchBetter(マッチベター)での入金
MuchBetter(マッチベター)はPazyやSTICPAYと同じオンライン決済サービスで、携帯電話番号でアカウントを管理するモバイル決済アプリです。対応ブックメーカーはこちら。
ウィリアムヒルで入出金方法として採用されたのを皮切りに、その他の大手ブックメーカーでも続々と入金手段として採用されました。
ただし現在、MuchBetterへの入金は暗号資産送金と銀行振込が利用できます。暗号資産をメインの入出金にしている場合は、暗号資産取引所→MuchBetter(マッチベター)→ブックメーカーというルートで入金することになります。
STICPAY(スティックペイ)での入金方法
STICPAY(スティックペイ)はPayzと同じくオンライン決済口座です。
手元にある資金をクレジットカード(デビットカード)、ビットコイン送金、銀行振込に対応。出金時は銀行出金、暗号資産送金でSTICPAY口座に入金し、そこから各ブックメーカーに資金を移動させて入金します。
主な対応ブックメーカーはこちら。
STICPAY→各ブックメーカーへの入金手数料は無料。ただしSTICPAYとブックメーカー間で異なる通貨で送金する場合は両替手数料が別途かかります。STICPAYの口座開設、入金についての詳細はこちらの記事を御覧ください。
VegaWallet(ベガウォレット)での入金方法
VegaWallet(ベガウォレット)は、VenusPoint(ビーナスポイント)の後継サービスで、主に銀行入出金で利用するオンライン決済口座(イーウォレット)です。
他の類似サービスとの違いは、オンラインカジノやブックメーカーとの入出金額に応じてポイントが溜まり、それを現金化することができる点。入出金額が多いヘビーベッターほどポイントバックの恩恵を受けることができます。また本人確認も不要です。
ベガウォレット内のアカウント残高は「1ポイント=1米ドル」の価値基準でポイント単位で管理されるので、米ドル単位でプレイするブックメーカーへの入出金で利用するのが良いです。(残高はポイント単位ですが、実質は米ドル単位と同じ)。
主な対応ブックメーカーはこちら。
ベガウォレットのサービス詳細、口座開設、入金についての詳細はこちらの記事を御覧ください。
JetonWallet(ジェトン・ウォレット)での入金方法
JetonWallet(ジェトン・ウォレット)はイギリス発祥のイーウォレット・決済サービスです。Jetonの強みは入出金額に応じたキャッシュバック制度。Jetonとブックメーカーなどのゲーミングサイトとの間で行われる入出金額の1%相当額がリアルマネーで自動キャッシュバックされます。
デメリットはJetonが使えるブックメーカー、オンラインカジノが少ないこと。さらにJetonへの銀行入金は国内大手29の銀行からしか受け付けていませんし、(1%のキャッシュバックがあるとは言え)カード入金の場合は3%の手数料がかかりますので、入金方法によっては手数料負けすることがあります。
Jetonが使える主なブックメーカーがこちら。
Jetonのサービス詳細、口座開設、入金についての詳細はこちらの記事を御覧ください。
TigerPay(タイガーペイ)での入金方法
TigerPay(タイガーペイ)は2021年開始の新しいイーウォレットです。運営企業はイギリスですが、日本系列の企業資本も運営に関わっていることから、主に日本ユーザー向けに特化して運営されているイーウォレットサービスです。
1アカウント内に3つの法定通貨(米ドル、日本円、ユーロ)、暗号資産(ビットコイン、リップル、イーサリアム、USDコイン、テザー)の各ウォレットを同時管理でき、ウォレット・通貨間での両替機能も備えたマルチウォレットタイプ。
ただし対応ブックメーカーがまだ少ない点と、手数料が非常に高い点、そして入手t金の遅延といった運営面で不安が強いことがデメリットで、現状はタイガーペイより他のイーウォレットを利用しているユーザーが圧倒的に多い状態です。
TigerPay(タイガーペイ)対応の主なブックメーカーがこちら。
タイガーペイのサービス詳細、口座開設、入金についての詳細はこちらの記事を御覧ください。
iWallet(アイウォレット)での入金方法
アイウォレット(iWallet)は日本円を含む全12通貨を同時管理できるマルチウォレットタイプのイーウォレットで、入金方法は銀行振込、クレジットカード(VISA/MasterCard)、出金は銀行出金を利用します。
対応ブックメーカーはそこそこありますが、機能面がさほど充実しておらず、手数料も高額です。アイウォレットを使うならペイズ(エコペイズ)で十分では?という印象が強く、特に際立ったメリットはありません。
いWallet(アイウォレット)対応の主なブックメーカーがこちら。
アイウォレットのサービス詳細、口座開設、入金についての詳細はこちらの記事を御覧ください。