ワールドカップ26アジア最終予選で、日本代表はアウェーで中国代表と対戦します。試合は日本時間2024年11月19日(火)夜21時にキックオフされ、試合は「DAZN(ダゾーン)」で独占生配信されます。
第1節のホーム・中国戦では、日本代表がMF遠藤航(リヴァプール)、MF三笘薫(ブライトン)、MF南野拓実(モナコ)の2ゴール、FW伊東純也(スタッド・ランス)、FW前田大然(セルティック)、MF久保建英(ソシエダ)のゴールで7-0の大勝を収めました。
この記事では、日本代表や中国代表の情報、試合の展望、注目オッズについて、ブックメーカー歴15年の著者がご紹介します。
ワールドカップアジア最終予選の試合日程・視聴方法
日本代表 vs 中国代表の大会概要は以下の通りです。
- 大会:FIFAワールドカップ26アジア最終予選
- 対戦カード:中国代表 vs 日本代表
- 試合日時:2024/11/19(火) 21:00キックオフ(日本時間)
- 会場:廈門(中国)/廈門白鷺体育場(アモイはくろたいいくじょう)
今回の試合はDAZN独占配信で、地上波での放送はありません。
11月に行われる2試合の無料配信が決定
11月のワールドカップアジア最終予選、日本代表vsインドネシア代表(15日)、中国代表(19日)ですが、DAZNで無料配信されることが決定しました。
無料配信は、チャット機能を駆使したライブ配信『FanZone』で行われます。下記のURLまたはDAZNウェブサイト内から、会員登録なしで視聴が可能です。
11月15日(金)日本代表vsインドネシア代表
視聴はこちらをクリック
11月19日(日)日本代表vs中国代表
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日本代表×中国戦のブックメーカー注目オッズ
Bet365から発表されている11月18日時点の90分の勝敗オッズはこちらです。
中国勝ち | 12倍 |
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引き分け | 9倍 |
日本勝ち | 1.16倍 |
著書が今回の試合で注目するオッズは、「日本だけが得点する」です。
中国は11月15日にバーレーンに勝利し、現在は2位オーストラリア、3位サウジアラビアと勝ち点6で並んでいます。勝ち点が並んだ場合、順位決定は得失点差(得点から失点を引いた差)で決まるため、得点だけでなく失点を減らすことも求められます。
格上の日本を相手に、中国は無理に得点を狙わず、失点を最小限に抑える戦術を取ると予想しています。一方、日本の失点はオーストラリア戦のオウンゴールのみで、守備力は非常に高いです。
これらを踏まえ、「日本だけが得点する」に注目しています。
著者注目オッズ(11月18日時点 Bet365オッズ)
日本だけが得点する (Team to Score Japan only) |
1.83倍 |
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試合の展望・見どころ
中国代表は、ワールドカップ出場権を狙うためにも、慎重な戦いが求められ、引き分けによる勝ち点1でも十分と考えているでしょう。そのため、守備を固めた布陣で挑む可能性が高そうです。
一方で、日本代表がこのアウェーの厳しい環境で、守備を固める中国代表をどう崩すかが見どころです。
注目すべきは、日本代表の2シャドーの組み合わせです。これまでの予選4試合ではMF南野拓実(モナコ)がスタメンに固定され、相棒にMF鎌田大地(クリスタル・パレス)やMF久保建英(ソシエダ)が起用されてきました。
しかし、ホームのオーストラリア戦では後半途中からMF三笘薫(ブライトン)がシャドーに入り、左サイドにMF中村敬斗(スタッド・ランス)が配置され、二人の連携からオウンゴールを誘発し、新たな攻撃の形を生み出しました。
新たなオプションを得た日本代表が、どのようなシャドーの組み合わせで中国守備陣を崩していくのか注目です。
サッカー日本代表の最新情報
現在、グループC首位の日本代表ですが、抜かりはありません。ホームの中国戦で2ゴールを決めMVPを獲得したMF南野拓実(モナコ)は、「アウェーでの彼らのパフォーマンスは絶対に違うと理解しているので、次も気を引き締めていきたい」と語っています。
そして、11月7日、日本代表vsインドネシア代表(15日)、中国代表(19日)に臨むメンバーが発表されました。
選手名 | 所属チーム |
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ゴールキーパー(GK) | |
大迫 敬介 | サンフレッチェ広島 |
谷 晃生 | FC町田ゼルビア |
鈴木 彩艶 | パルマ(イタリア) |
ディフェンダー(DF) | |
長友 佑都 | FC東京 |
関根大輝 | 柏レイソル |
板倉 滉 | ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) |
町田 浩樹 | ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) |
橋岡 大樹 | ルートン・タウン(イングランド) |
瀬古 歩夢 | グラスホッパー(スイス) |
菅原 由勢 | サウサンプトン(イングランド) |
高井 幸大 | 川崎フロンターレ |
ミッドフィールダー/フォワード(MF/FW) | |
遠藤 航 | リバプール(イングランド) |
伊東 純也 | スタッド・ランス(フランス) |
南野 拓実 | モナコ(フランス) |
古橋 亨梧 | セルティック(スコットランド) |
守田 英正 | スポルティングCP(ポルトガル) |
大橋 祐紀 | ブラックバーン(イングランド) |
鎌田 大地 | クリスタル・パレス(イングランド) |
三笘 薫 | ブライトン(イングランド) |
小川 航基 | NECナイメヘン(オランダ) |
前田 大然 | セルティック(スコットランド) |
旗手 怜央 | セルティック(スコットランド) |
堂安 律 | フライブルク(ドイツ) |
田中 碧 | リーズ(イングランド) |
中村 敬斗 | スタッド・ランス(フランス) |
久保 建英 | レアル・ソシエダ(スペイン) |
藤田 譲瑠チマ | シント=トロイデン(ベルギー) |
故障したFW上田綾世(フェイエノールト)に代わって、スコットランド1部で得点を量産するFW古橋亨梧(セルティック)が1年ぶりに代表に復帰しました。
また、DF谷口彰悟(シント・トロイデン)がケガのため不参加となり、DF関根大輝(柏レイソル)が追加招集されました。
サッカー日本代表の注目選手
著書が注目する日本代表選手はリーグアン(フランス1部)スタッド・ランス所属のMF中村敬斗です。
リーグ戦で5試合連続ゴールを決める活躍をし、さらにホームのオーストラリア戦では途中出場から鋭いドリブルでオウンゴールを誘発するなど素晴らしい活躍を見せました。
彼の積極的なドリブルやゴールへの意欲、そして高い決定力は、中国戦でも大きな武器になるでしょう。
最終予選では全て途中出場ですが、結果を出し続けている中村敬斗には、ぜひスタメンでの起用を期待しています。
中国代表、歴史的大敗からの再起を目指す
中国代表は2002年の日韓ワールドカップ以来の本大会出場を目指しており、グループ4位以内に入れば出場の可能性があるため、まだ十分にチャンスがあります。
第1節で日本代表に歴史的大敗を喫した中国代表は、10月に北京でスタッフ全員を集めて反省会を行いました。この反省会を経て、チームがどう変化するかが注目されます。
また、前回の日本戦では中国代表に3人の帰化選手が招集されており、さらに3人の帰化が進行中とのことです。その中には、元鹿島アントラーズのセルジーニョの名前も挙がっています。
リベンジマッチとなるこの一戦、中国代表は死に物狂いで戦ってくるでしょう。
サッカー中国代表の注目選手
著書が注目する中国代表選手は中国スーパーリーグ(中国1部)上海上港所属のFWウー・レイ選手です。
ウー・レイは、スペインのエスパニョールでプレー経験を持つ中国代表の大エースです。負傷の影響で10月の代表ウィークではほとんど稼働できませんでしたが、復帰後の先発出場で1ゴール1アシストを記録しました。
その後も活躍を続け、今シーズンは30試合に出場し、34ゴール10アシストという圧倒的な成績を収め、所属クラブの優勝に大きく貢献しました。その結果、得点王に輝き、ゴール記録も樹立しています。
キャプテンのウー・レイが戻ってきたことは、中国代表にとって戦力的にも精神的にも大きな力となります。彼の存在はチーム全体を引き上げ、勝利への道筋を切り開くでしょう。