主要ブックメーカー各社が発表しているAFCアジアカップの優勝オッズを紹介します。今大会のアジアカップは日本時間2019年1月6日(日)に開幕、決勝戦は2月1日(金)、開催国はUAEです。
2大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表は韓国、イラン、オーストラリアらライバル国としのぎを削ることになりますが、賭け相場のプロであるブックメーカーはアジアカップの優勝予想をどう見ているのでしょうか。
※当記事のオッズはは全て1月4日時点のものです。
サッカーアジアカップ2019/主要ブックメーカー4社の優勝オッズ
日本からも参加できる、主要ブックメーカー大手5社のアジアカップ優勝オッズをまとめました。まずは各ブックメーカー5社それぞれで出しているオッズです。今大会は出場24ヶ国ですが、平均上位10ヶ国を抜粋しました。
国 | WilliamHill | 10Bet Japan | スポーツベット アイオー | bet365 | Net Bet |
イラン | 5.00倍 | 5.00倍 | 4.60倍 | 5.00倍 | 5.00倍 |
韓国 | 5.00倍 | 5.00倍 | 4.60倍 | 4.75倍 | 5.00倍 |
日本 | 6.00倍 | 5.00倍 | 4.75倍 | 5.00倍 | 5.00倍 |
オーストラリア | 10.00倍 | 6.50倍 | 6.00倍 | 7.50倍 | 6.50倍 |
サウジアラビア | 11.00倍 | 10.00倍 | 8.90倍 | 11.00倍 | 10.00倍 |
UAE | 9.00倍 | 11.00倍 | 9.60倍 | 13.00倍 | 11.00倍 |
イラク | 15.00倍 | 17.00倍 | 13.50倍 | 15.00倍 | 17.00倍 |
ウズベキスタン | 26.00倍 | 23.00倍 | 21.00倍 | 26.00倍 | 23.00倍 |
シリア | 26.00倍 | 21.00倍 | 35.00倍 | 51.00倍 | 21.00倍 |
カタール | 17.00倍 | 34.00倍 | 30.00倍 | 41.00倍 | 34.00倍 |
イラン、韓国、日本が人気です。
続いて主要ブックメーカー5社の平均をランキングで出してみました。
国 | 平均 |
韓国 | 4.87倍 |
イラン | 4.92倍 |
日本 | 5.15倍 |
オーストラリア | 7.30倍 |
サウジアラビア | 10.18倍 |
UAE | 10.72倍 |
イラク | 15.5倍 |
ウズベキスタン | 23.8倍 |
シリア | 30.8倍 |
カタール | 31.2倍 |
トップ評価は韓国です。2番手にイラン、日本は僅差で3番手、前回王者のオーストラリアが4番手です。
個人的には注目しているのがザッケローニ率いる開催国UAE。クラブW杯で準優勝したアル・アインの主力メンバーで構成されていますし、前回大会同様、ベスト4までは勝ち上がってきても不思議はありません。
また名将リッピ率いる中国は各社平均オッズでは11位と低評価でしたが、ロシアW杯最終予選では4試合で勝点1だったポンコツ中国を監督就任後に3勝2分1敗と大躍進させた監督です。ここも、意外な大穴になるかなと。
まぁオッズ上は韓国、日本、イランが優勝候補筆頭、オーストラリアとサウジ、UAEが虎視眈々と下剋上を狙う状況と言って良いです。
私もWilliamHillで日本優勝に1万円ほど実際に賭けておきましたw
アジアカップ2019の優勝国予想と大会展望
あなたはどこの優勝を予想しますか?まぁ希望はもちろん日本ですけど、個人的な予想で言えば優勝の可能性があるのはイラン、日本、韓国のいずれか。
ブックメーカー各社で高評価だったイランは、カルロス・ケイロス体制も8年目。世界基準の守備力があるのでW杯予選のようなリーグ戦には強い一方、アジアカップでは直近6大会でPK戦負けが4回、延長負けが2回とトーナメントでの勝負弱さが課題です。
PK戦に弱いこと、得点力が不足していること、虎の子の1点を取った途端に時間稼ぎを始めるなどの課題も多いですが、17-18シーズンのオランダ得点王経験があるジャハンバフシュ(今季はプレミアリーグのブライトンに所属)の覚醒があれば優勝の可能性も見えてきます。
アジアカップでは詰めが甘く自滅しやすい宿敵、韓国
前回大会準優勝の韓国はソンフンミン次第。トッテナムでは絶好調で得点を量産した影響もあり、優勝オッズはここ大会前の2週間でイランを抜いて1位に躍り出たほど。
日韓感情を抜きにしても今季のソンフンミンは真のワールドクラスと言ってよい選手です。アジアレベルでは突出した1発を持っていますから、対戦国からすと彼の存在は脅威そのもの。
ただしアジアカップでの韓国はGLで1位通過を逃すことが多く、トーナメントでも延長やPK戦まで決着がつけられないな詰めの甘さが課題です。
プレースタイル上、準決勝などで主力選手が累積警告での出場停止で欠場することも多く、体力面や日程面で勝手にハンデを背負って、勝手に自滅するのが韓国のいつもの敗退パターン。
韓国が優勝するにはまずGLで1位通過。そして延長やPK戦にもつれる前に勝ちきれるか、無駄なカードを減らして効率よく勝ち進めるかどうかが重要なファクターで、その鍵を握るのがソンフンミンでしょう。
アジアカップ優勝は第1回(1956年)、第2回(1960年)のイスラエルや南ベトナムなど出場わずか4ヶ国時代の連覇しかありませんから、アジアタイトルは韓国にとっての悲願です。
日韓戦は勝っても負けても良い気分にはなれないことが多いので、決勝で日本と対戦することだけは避けたいですが、さて…。
日本代表の最低ノルマはベスト4以上
我らが日本代表はもちろん優勝を狙える陣営です。最低ノルマはベスト4以上、ベスト8以下だと解任論が出ることは必至。日本人監督としてアジアカップに挑むのは1996年大会(ベスト8)の加茂周以来と久々です。
欧州組の合流は開幕直前なので23名全員での事前合宿は出来ません。格下とのグループリーグを戦いながら連携を深めつつ、しっかり1位通過をして、決勝トーナメントからがいざ本番!という”いつもの戦い方”になるでしょう。
私たち日本代表は優勝候補です。
直近7大会で4度優勝という実績がありますし、アジアカップでは突出した経験があるのサッカー協会全体でのサポートノウハウも確立されています。
大迫の代役がおらず中島の離脱も大きな痛手ですが、堂安、南野、富安ら新生日本代表を象徴するニューヒーローが誕生すれば史上最多5度目の優勝も射程圏内です。
日本優勝に賭けてみる勇気はあるかな?
WilliamHillでの日本の優勝オッズは6倍でしたから、例えば日本優勝に1万円ほど賭けてもしその賭けに勝てば、資金は6.00倍(60,000円)になって返ってきます。
1万円が6万円になるのですから優勝時の喜びも6倍増(笑)
ブックメーカーは日本人ユーザーも多いですし、私もブックメーカーでたまに賭けを楽しんでいます。個別試合の賭けもできますし、試合観戦がより一層、面白くなるのでオススメです。
ブックメーカーは主要4社のなかでも初心者に人気なのがWillam Hillです。
WilliamHillは日本人でも知名度が高く、日本人向けのサービスも積極的に展開する大手ブックメーカーで、日本語表記はもちろん、日本円利用OK、運営との連絡も全て日本語でOKという日本でもユーザーが多い有名ブックメーカーです。
オッズも高いですし、サイトも軽くて使いやすく、セキュリティも万全なんでもし参加するんだったらここが一番良いかなと。
