この記事では海外送金サービスWise(ワイズ)の特徴/メリット・デメリット/サポート評価/使い方を解説します。
Wiseは手数料の安さが売りのイギリスの海外送金サービスで、日本語に完全対応。1つのアカウントで世界各国の通貨を管理でき、アカウント開設~本人確認、送金や支払い手続きはすべてオンラインで完結します。
また、Wiseは海外旅行者が海外在住者の間でよく利用されるサービスですが、実はブックメーカーへの入出金にも使い勝手がいいサービスです。
特にPayzでの入金が防がれているbet365でカード入金として利用できるうえ、ウィリアムヒルに入金できるマッチベターにもWiseのデビットカードで入金可能。そのため、入金方法が限られているブックメーカーへの新しい入金手段として非常に重宝します。
Wise(ワイズ)対応のブックメーカー一覧
Wiseでの入出金に対応しているブックメーカーサイトの一覧です。
- bet365(ベット 365)
- スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)※暗号資産購入
- 1xbet(ワンバイベット)
- Bombastic(ボンバスティック)※暗号資産購入
- ベットランク(Betrnk)
- MuchBetter(マッチベター)
Wiseでの入出金に対応しているブックメーカーサイトの確認ができ次第、随時更新していきます!
Wise(ワイズ)の特徴・評判
公式サイト | https://wise.com/jp/ |
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入金方法 | 銀行振込、デビットカード |
出金方法 | 銀行振込、デビットカード |
日本語サポート | メールのみ:24時間 |
アプリ | あり |
本人確認 | 入金時に必要 |
運営会社 | ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社 |
Wiseはイギリスのオンライン海外送金サービスで、金融行動監視機構(FCA)から電子マネー機関として認可されています。
利用者数は1600万人以上。 毎月の送金取扱額は80億ポンド(1兆3000億円)にも及びます。
ブックメーカーのカード入金としても安定的に使用ができる決済サービスなので、決済サービスをお探しの方はぜひWiseをご利用ください。
特徴 ブックメーカーのカード入金としても安定的に使用可能
Wiseはブックメーカーやイーウォレットへのカード入金で安定して利用できるうえ、銀行入出金元の口座としても使用できます。ブックメーカーへのカード入金は日本発行カードの大半が規制されて使用できない状態ですが、Wiseはその代替手段として貴重な決済サービスです。
特に「入金手段が限定されているbet365への入金に使用できる点は特筆すべきポイント」です。
Wise(ワイズ)のメリット・デメリット
Wiseのメリット/デメリットをそれぞれ見てみましょう。
- カード・銀行入金でブックメーカーへの入出金に使用可能
- 手数料が格安(平均7倍安く送金可)
- 送金スピードが早い ※
- 為替レートはミッドマーケットレートを使用していて格安 ※
- 送金手数料もは決済サービスの中でも安価 ※
- 1アカウントで40種類以上の通貨を管理可
- 「お財布」機能で用途別に資金を管理可
- 第一種資金移動業者のためセキュリティが安心
- デジタルデビットカードの発行可 ※
- 本人確認(KYC)が必要
- 資金送金は100万円まで ※
- 日本語対応のカスタマーサポートはメールのみ
※印は各段落で詳細を解説します。
メリット1 Wise(ワイズ)の送金スピードは最大2営業日
銀行によっては1週間ほどかかる送金が最大2営業日で完了。
手数料や送金時間は、公式サイトの計算ツールより事前にご確認いただけます。
送金時間についての詳しい情報は公式サイト「送金にかかる時間について」のページをご確認ください。
メリット2 為替レートが格安!
Wiseでは外貨両替にミッドマーケット(仲値)を使用しています。
ミッドマーケットは為替レートの一種で、Wiseではリアルタイムで複数の箇所から為替レートを取得し更新しています。
ミッドマーケットレートの説明はWise公式サイト「ミッドマーケットレート(仲値)について」のページに詳しい説明が記載されています。
また、公式サイトのトップページで手数料のシミュレーションを確認することができるので、ぜひご希望の送金額でチェックしてみましょう!
メリット3 Wise(ワイズ)の送金手数料は決済サービスの中でも安価!
Wiseの送金手数料はオンライン決済サービスの中でも割安です。
ユーザーの日本の銀行口座(個人口座)からWiseの日本の銀行口座に入金をしたら、Wiseのアメリカの銀行口座からユーザーのアメリカの銀行口座(Wise口座)に振り込まれるため、送金手数料が最小限で済みます。
詳細はWise公式サイト「Wiseの仕組み・送金の流れ」の段落にて。
デメリット1 一度に送金できる金額は100万円まで
資金決済に関する法律により、今まで100万円以下でないとオンラインで送金ができませんでした。
しかし、2024年5月の法改正で第一種資金移動業者のみ100万円以上の送金が可能になり、Wiseでは一部の取引のみ上限金額が最大1億5,000万円まで引き上げられました。
送金の詳細は公式サイトの「日本にお住まいのお客様の多額の送金について」、法律に関する内容は金融庁発行の「PDFページ」をご確認ください。
2024年9月最新|Wise(ワイズ)のサポート評価
Wiseのサポートはメール/電話の2種類。チャットサポートは日本からは使えません。
総合評価 | 75点 電話サポートは国際電話のため有料、メールサポートは2営業日以内の返信とスローペースでのやり取りになります。せっかく丁寧な対応なのに、スムーズなやり取りができないことから「75点」に。 |
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レスポンスの早さ | 68点 土日祝日を除く平日の2営業日以内の返信のため、聞きたい情報がすぐに回答いただけないのが難点。気長に待つしかありません。どうしても早急に解決したい場合は、有料になりますが電話サポートに問い合わせましょう。 |
対応 | 76点 レスポンスは遅いものの、日本人の方に対応いただけるので丁寧です。ただし、エラーなど何回かやり取りをしないと原因がわからないものに関しては、1回の返答で解決には至りません。 |
日本語でのサポート | 83点 日本人の方に対応していただけます。メールは2営業日以内の返信、電話サポートは祝日を除く平日の9時~17時までの営業時間です。数日に1回ずつの返信ですぐに欲しい情報を得られないことから83点の評価。 |
サポートへの問い合わせはマイページ右上の「ユーザー名」より、「ヘルプ」の項目をクリックします。
画面が切り替わると、少し下げたところにある「問い合わせる」ボタンを押して次のページへ。
サポートの種類を選び進めます。
「言語(日本語)」「問い合わせ方法(メール/電話)」の項目を選び、お問い合わせください。
Wise(ワイズ)の使い方
Wiseの利用手順はこちら。
- 新規登録/口座開設
- Wiseへ入金/本人確認(KYC)
- デジタルデビットカード発行
- ブックメーカーに入金
- ブックメーカーからWiseへ出金
①新規登録・口座開設
Wiseの新規登録(口座開設)は公式サイトから行います。
登録は3分~5分ほどで完了します。登録手順の解説は下記のページをご確認ください。
Wiseのアプリはこちらからダウンロード。
②入金・本人確認(KYC)
Wiseでは次の方法で入金することができます。
- 銀行振込
- デビットカード
日本円ではクレジットカード入金ができないのでご注意ください。
また、Wiseでは初回入金時に本人確認が必要です。入金画面の途中で以下3種類のいずれかの本人確認書類を提出します。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート
デジタルカードの発行
Wiseのデジタルカードの発行手順はこちら。
- マイページより「カード」の項目を選択
- 「デジタルカード」の項目を選択
- 「デジタルカードを注文する」ボタン
- 発行完了
もしくは、
- 段落の最後にあるリンク先より「今すぐカードを注文する」ボタン
- Wiseアカウントにログイン
- 「デジタルカード」の項目を選択
- 「デジタルカードを注文する」ボタン
- 発行完了
※発行前に本人確認/資金の入金が必要になります。
Wiseから銀行送金でブックメーカーへ入金することもできます。デジタルカードの発行はこちらから。
③ブックメーカーに入金
下記のどちらかの方法でブックメーカーに入金します。
- 各ブックメーカーサイトの入金方法で「銀行送金(外国送金)」を選び、Wiseで送金作業
- デビットカードを発行し、各ブックメーカーサイトでカード入金の手続き
デビットカード/デジタルカードの発行は公式サイトの「世界が近くなるデビットカード」のページ、もしくはマイページの「カード」の項目より行えます。
Wiseから入金可能な各ブックメーカーサイトの入金記事はこちら。
④ブックメーカーから出金
各ブックメーカーサイトの出金方法で「銀行送金」を選択→Wiseへ振込み作業の手順で行います。各ブックメーカーサイトの出金方法は下記のリンクよりご確認ください。