23-24 ブンデスリーガ優勝オッズと展望予想【木崎伸也】 | ブクサカ

23-24 ブンデスリーガ優勝オッズと展望予想【木崎伸也】

23-24 ブンデスリーガ優勝オッズと展望予想【木崎伸也】 優勝予想オッズ

2023-24シーズンのドイツ・ブンデスリーガは、10月27日時点で第8節までを消化しています。今後の戦いについて、ブックメーカーから発表されているオッズを参考に、スポーツライターの木崎伸也さん(@skizaki)に展望してもらいました。

木崎伸也

1975年東京都生まれ。2002年夏にオランダへ渡り、2003年からドイツへ拠点を移してヨーロッパサッカーを取材。2009年に帰国して活動範囲を広げ、代理人をテーマにした漫画『フットボールアルケミスト』の原作を担当。著書に『サッカーの見方は1日で変えられる』、『直撃 本田圭佑』など

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海外ブックメーカー発表/ドイツ・ブンデスリーガ優勝オッズ

WilliamHill(ウィリアムヒル)のロゴ

海外ブックメーカー大手、ウィリアムヒル社から発表されている10月27日時点のブンデスリーガ優勝オッズがこちらです。

オッズ順 チーム名 オッズ
1 バイエルン 1.28倍
2 レヴァークーゼン 8.00倍
3 ドルトムント 9.00倍
4 ライプツィヒ 15.00倍
5 シュツットガルト 67.00倍
6 ヴォルフスブルク 251.00倍
フライブルク 251.00倍
ウニオン・ベルリン 251.00倍
フランクフルト 251.00倍
10 ボルシアMG 501.00倍
ホッフェンハイム 501.00倍
ケルン 501.00倍
13 ブレーメン 751.00倍
14 ボーフム 1001.00倍
アウクスブルク 1001.00倍
16 ハイデンハイム 2001.00倍
ダルムシュタット 2001.00倍

※オッズは2023年10月27日時点のWilliamHill公式サイトから引用。現在の優勝オッズも公式サイト(ドイツ・ブンデスリーガ – 優勝 2023/24)にて閲覧できます。

 

オッズではバイエルン優勢も昨季までとは違う混戦 キーワードは「四角形+2=六角形」

ブンデスリーガといえば、「優勝予想が簡単なリーグ」という印象があるのではないでしょうか。

実際バイエルンが11連覇中ですし、昨季まではブックメーカー「ウィリアムヒル」の項目の中に「バイエルン以外で最上位に来るチーム」を予想する賭けがあったくらいです。

バイエルンが優勝して当たり前―。昨季まではそんな空気が漂っていました。

しかし、今季は違います。

思わぬダークホースが躍進しており、優勝争いが混沌としているのです。第8節時点の順位は次の通りです(カッコ内は勝ち点)。

1位 レヴァークーゼン(22)
2位 シュツットガルト(21)
3位 バイエルン(20)
4位 ドルトムント(20)
5位 ライプツィヒ(17)

勝ち点差こそわずかですが、レヴァークーゼンとシュツットガルトが絶対王者より上にいるのです!昨季レヴァークーゼンは6位、シュツットガルトは16位だったため、大きな驚きをもって受け止められています。

波乱を起こしているこの2チームには共通点があります。それは幾何学的なサッカーをしていること。ビルドアップ時に「四角形+2=六角形」の構造をつくり、短い距離の素早いパス交換で相手を翻弄しています。

 

シャビ・アロンソ監督率いる首位レヴァークーゼン

Embed from Getty Images

第8節終了時の順位 1位(勝点22)
優勝オッズ 8.00倍(2番手)

まずはレヴァークーゼンから見てみましょう。優勝オッズでは8.00倍となっていますが、注目すべき戦いをしています。

レヴァークーゼンにとって分岐点となったのは2022年10月、スイス出身のセオアネ監督を解任し、スペイン出身のシャビ・アロンソを新監督に招いたことでした。

シャビ・アロンソは引退後にレアル・マドリードU14で指導し、続いてレアル・ソシエダのセカンドチームを率いましたが、トップチームの監督経験は一切ありませんでした。

いくらリヴァプール、レアル・マドリード、バイエルンで活躍した英雄とはいえ、監督としての手腕は未知数であり、博打的な起用と言えたでしょう。

しかし、この博打が見事に当たります。シャビ・アロンソは降格圏に低迷していたチームを立て直し、ELでは準決勝に進出。リーグでも最終的に6位まで順位を上げることに成功しました。

この奮闘にフロント陣も応えます。シャビ・アロンソからのリクエストを受け、

  • アーセナルからボランチのジャカ
  • ベンフィカから左ウイングバックのグリマルド
  • ボルシアMGから右MFのホフマン

それぞれを獲得。FW陣にはELで得点王に輝いたユニオン・サンジロワーズのボニフェイスを補強しました。

機は熟しました。シャビ・アロンソは3-4-2-1から非対称に可変する新システムに挑戦し始めます。

特徴的なのは3バックの右CBの動きです。コートジボワール代表のコスヌが務めることが多いのですが、コスヌは攻撃時にボランチとサイドバックを足して2で割ったようなポジションを取り、サイドに張りすぎず、中央にも絞りすぎない絶妙な位置に立ちます。

Embed from Getty Images

ピッチを縦に5分割して「5レーン」で表すと、コスヌは「右ハーフレーン」に位置するイメージ。他のCBとボランチの両方に対してパスコースをつくれます。

一方、逆サイドでは左ウイングバックのグリマルドが攻撃時に「左ハーフレーン」に入ってきます。役割としてはコスヌとほぼ同じです。

そして中央のエリアでは、

  • 左CB(ブルキナファソ代表のタプソバ)
  • 中央CB(ドイツ代表のター)
  • ダブルボランチ(スイス代表のジャカ、アルゼンチン代表のパラシオス)

この計4人が近い距離感で四角形をつくる。

レバークーゼンの「四角形+2=六角形」のフォーメーション図

これこそが「四角形+2=六角形」の構造です。

最大の利点は、近くに味方がたくさんいるので「レイオフ」(ダイレクトの落とし)を使いやすいことです。たとえばCBのターが左ボランチのジャカに縦パスを出し、左ハーフレーンにいるグリマルドに落とすといった連携です。四角形のすぐ脇に立つ2人が、パスの緊急避難場所になっています。

実はプレミアリーグに、同じようなコンセプトで成功しているチームがあります。そう、三笘薫選手が所属するブライトンです。

イタリア人のデゼルビ監督は2人のCBとダブルボランチで四角形をつくり、サイドバックを近い位置に立たせて「四角形+2=六角形」をつくります。この構造によって昨季プレミアリーグを席巻しました。

ビルドアップで相手を引き寄せて背後にできたスペースを使う攻撃法は、カウンターの時に生じる構造と似ているので「擬似カウンター」と呼ばれています。

レヴァークーゼンは守備時に3バックになるので完全には同じではありませんが、攻撃時のコンセプトは非常に似ています。

 

英ブライトンに似た戦いのシュツットガルト

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第8節終了時の順位 2位(勝点21)
優勝オッズ 67.00倍(5番手)

波乱を起こしているもう1つのチーム、シュツットガルトに関しては4バックをベースにしているという点で、レヴァークーゼンよりさらにブライトンに似ていると言っていいかもしれません。

シュツットガルトは今年4月にセバスティアン・ヘーネス監督を招聘したものの、16位で終えて2部との入れ替え戦へ回りました。ハンブルガーSVを退けてなんとか1部に残留したものの、開幕直前に遠藤航をリヴァプールに引き抜かれ、降格候補のひとつにあげられていました。

しかし、41歳の戦術家は夏の準備期間を無駄にしませんでした。今季に向けて、両サイドバックの伊藤洋輝とシュテンツェルをライン際に開かせず、ハーフレーンに立たせて「四角形+2=六角形」をつくる新戦術に取り組みました。

ブライトンで三笘薫がフリーになりやすいのと同じで、両ウイングのヒューリッヒとサイラスがいい形でパスを受けられるようになり、それがセンターFWのギラシーの爆発につながりました。

Embed from Getty Images

第2節にライプツィヒに1-5で敗れましたが、第8節までそれ以外は全勝。ギラシーは14得点を決め、得点ランキングのトップを独走しています。

ギラシーが10月21日のウニオン・ベルリン戦で太ももを負傷し、数週間離脱するのは大きな痛手ですが、ビルドアップの形に影響はありません。優勝オッズは5番手の67.00倍となっていますが、シュツットガルトの勢いはまだまだ続くでしょう。

1981年11月生まれのシャビ・アロンソと1982年5月生まれのヘーネスは、ともに現在41歳。理論と勇気が融合した新世代の戦術が、今季のブンデスリーガの魅力を高めています。

木崎伸也

1975年東京都生まれ。2002年夏にオランダへ渡り、2003年からドイツへ拠点を移してヨーロッパサッカーを取材。2009年に帰国して活動範囲を広げ、代理人をテーマにした漫画『フットボールアルケミスト』の原作を担当。著書に『サッカーの見方は1日で変えられる』、『直撃 本田圭佑』など

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