【運営終了】Casumo|カスモの評判・特徴|出金条件が厳しい北欧系ブックメーカー | ブクサカ

【運営終了】Casumo|カスモの評判・特徴|出金条件が厳しい北欧系ブックメーカー

Casumo(カスモ)のトップページのスクリーンショット(PC画面)
Casumo

カスモは2024年に日本向けのオンラインカジノ、スポーツブックの両サービスを終了しました。

現在はサイトを利用できませんが、当記事は記録的な意味合いで、運営終了前のカスモについてのレビュー記事として残しておきます。


 

カスモはオンラインカジノとしての評価は上々ながら、スポーツブック機能は非常に癖が強く、メリット・デメリットがそれぞれ強烈なので、初心者が使いこなすのは難しいサイトです。ただ逆に英語表記でも抵抗が全くなく、ブックメーカーをかなり使い慣れている人であれば逆に使いやすい、という不思議なサイトでもあります。

基本的にはカジノ重視のサイトなので、日本人利用者の大半はカジノユーザー、スポーツブックは穴場を求める方であったり、1サイトに棲み着くのを嫌って色んなサイトを使ってみたいコンプリート欲があるようなユーザーが多いと思います。

ただカスモの日本向けスポーツブックは運営が放置気味になっているので、きめ細やかな対応は期待できない前提で利用しましょう。

【2024年に運営終了済み】Casumo|カスモの概要

CASUMO(カスモ)のロゴ

  • 取得が難しいジブラルタルライセンスで運営
  • 本人確認が不要
  • プレイヤープロップあり
  • スポーツブックは日本語未対応
  • 日本円が使えない(米ドルのみ)
  • 入金額の5倍以上を累計ベットしないと出金できない
  • 出金反映まで長い
  • 日本語サポート
  • 新規登録ボーナスあり
  • 入金簡単
  • 本人確認不要
おすすめ度
70
入出金の手軽さ
90
サポートの充実
80
運営の信頼度・安定度
85
サイトデザインの見やすさ
80
読み込み・表示スピード
70
日本人ユーザー数の多さ
60
公式サイト https://www.casumo.com/ja/
入金方法 銀行振込、VegaWallet、VISA、MasterCard、JCB、Payz、iWallet
出金方法 銀行出金、Payz、iWallet、VegaWallet
新規向けボーナス 初回入金ボーナス100%(最大400ドル)※カジノのみ
日本語サポート メール:24時間
ライブチャット:14時~23時
アプリ なし
本人確認 不要
オッズの多さ 普通
キャッシュアウト あり(一部)
主なスポンサー先 特になし
運営会社 Jocularis Ltd
ライセンス ジブラルタル

 

北欧発!一長一短が激しい発展途上のブックメーカー

Casumo(カスモ)のスポーツブックサイトのトップページのスクリーンショット(PC画面)

Casumo(カスモ)は北欧発祥のブックメーカーです。可愛らしいデザイン、キャラクターを採用した一風変わったサイトで、取得と審査が厳しいことで知られるジブラルタルライセンスで運営されています。

運営が手堅い一方、スポーツブックサイトは日本語未対応で、対応通貨も米ドルのみ、出金条件は入金額の5倍など、日本市場に最適化されているとは言い難く、とにかく一長一短が激しいサイトです。

スポーツブックのサイトUIも優れているものの、カジノサイトと全く異なる外部システムをそのまま採用しているせいか、同一サイトの中にカジノとスポーツで全く別々の2サイトが混在している状態。

カジノは独特のUIとデザインで遊びやすい印象ですが、いかんせんスポーツブックで日本人ユーザーを意識している形跡がありません。日本人が好む機能を搭載してきた履歴もないですし、カスモの運営会社は日本のスポーツ市場を特に重視していないのだと思います。

ただカスモは本人確認が不要といったメリットがあります。使いこなしが難しいサイトですが、ブックメーカー歴が長く、「中途半端に対応している日本語なら、逆に英語表記の方がわかりやすい」というレベルの方であれば、逆に使いやすいと感じる方が多いのもカスモが持つ不思議な魅力なのかなと思います。

 

特徴1 スポーツブックサイトは英語のみ

カスモのスポーツブックは日本語未対応です。入出金、ボーナス規約といったカジノと共通する部分のみ日本語に対応しているだけ。

サイトUIも他サイトでは見ないデザインになっており、特にスマホでの使用を意識して、直感的に使用できるUIが採用されています。

例えばゴール数のライン選択では、普通は低いラインから順番に複数のベット項目が羅列されていることが普通なのに、カスモの場合はベット項目の表記は1つで、その下のバーを左右に動かすことでラインを選択することができます。

Casumo(カスモ)のベッティング画面のUI

プレイヤープロップはわりと充実しているので、選手スタッツへのベットが得意な方は相性が良いでしょう。また「特定選手のアシスト:No」という「Noオッズ項目」があるのが業界では大変珍しいですね。

Casumo(カスモ)のブックメーカーのアシストNoベット項目のスクリーンショット(モバイル画面)

オッズ数そのものは普通なのですが、ちょっと変わった項目も取り揃えている点が「マラソンベットのような玄人好みブックメーカー」という感じです。

 

特徴2 サイトの運営が放置気味…?

以前はネイティブ日本人による日本語サポートが優秀で丁寧だったという評判をよく聞いたのですが、最近は翻訳ツールを使った外国人による塩対応ばかり目につきます。

単純な質問に対してもテンプレ回答しかなく、そもそも会話が成立しないことが大半で、サポートが機能せずイライラします。「YES/NOで答えて」と回答方法を制限して質問しても、全く見当違いの返答を寄越すなど、最近は日本市場へのモチベーションも下がっているのかと思わざるを得ません。

あまりに対応が酷いので、「他にお手伝いはありますか?」という質問に「ありません。サポートが必要だけど、あなたに手伝う気がないから」と嫌味を言ってみたところ、「それは残念だ」という他人事のような返事が来たときは、思わず吹いてしまいましたw

「スポーツブックの新規入金ボーナスは提供なし」という案内があるのに、以前のボーナス内容がサイトに表記されたままになってたり、何が正しい情報なのか分かりにくく、サポートに聞いてもハッキリしない。

運良くネイティブの日本人担当者に繋がった場合は、「丁寧に対応してもらった」という事例を以前はよく聞きましたが、現在はどうなんでしょう。仮にそういった担当の方がいても、どの担当に繋がるかは運次第です。

以上にように、カスモは日本向けの運営は基本的に放置されてる印象すらありますので、「勝手に使って勝手に遊ぶ」ぐらいのテンションが丁度いいでしょう。

 

特徴3 入出金条件の癖が強い

日本人を意識してるのか、意識してたのか分かりませんが、入金はJCBカードが使えます。ジブラルタルライセンスなので暗号資産(仮想通貨)は使えませんが、オンカジ系サイトなので一通りの決済方法は採用済み。

ただし出金に関して注意点が2つあります。

1つは5倍設定の出金条件で、入金額の5倍以上の金額を累計ベットしなければ出金ができません。「早く出金したいけど、良い試合が無いからカジノでもやるか~」と呑気に始めるとあっという間に残高が無くなる、という事態になりかねないので、カスモに入金する際は入金額を慎重に考えたほうが良いでしょう。

もう1つは出金時間が長い。一番メジャーな出金手段であるPayz(※旧ecoPayz)でも「最大72時間」が目安になっており、実際に出金した際は申請から24時間経過ぐらいのタイミングでようやく着金しました(これでもまだ早い方かも)。

少なめの資金でいろんなブックメーカーを移動しながら立ち回っているプレイヤーからすると、出金条件の厳しさ、出金時間の長さは使いづらさ以外の何者でもないでしょうから、そういう場合は小回りがきく別のブックメーカーを利用しましょう。

 

規制情報

マックスベット規制  あり
 規制のかかりやすさ  普通

 

サポート評価

カスモではメール/チャットの2種類のサポートがありますが、日本語でやり取りできるのはチャットサポートのみです。

総合評価 85点
メールは英語のみ/チャットは自動翻訳機能ですが、言語の垣根を超えた100点満点のサポート。丁寧な説明はもちろん細かい気遣いの言葉や、可能性の事前説明(時間がかかる旨や)が安心感を与えてくれました。ただ、当たる担当者によって対応が雲泥の差のようなので、総合評価は「85点」に。
レスポンスの早さ 100点
調査に時間がかかると事前説明を受けていた時のメールのレスポンスが24時間後。待った感はありませんでしたが、本文には謝罪の言葉と返信が遅くなった理由の記載までありました。
チャットはコンスタントなやり取りができ、確認を取る際など「少し時間をください!」ときちんと仰って下さるので、全く遅いとは思いませんでした。
対応 90点
一言で表すと、フレンドリーでほっこりするサポートです。「:)」のスマイルマークや「♡」などの絵文字が和み、質問が多く申し訳ないと思っていると「心配しないで!そのために私がいるんだから!サポートできて光栄です」と気遣いの言葉も。
もちろん説明もシンプルかつ丁寧。最後のアンケートを途中送信してしまったので感謝の言葉をメールサポートに送ったところ、15分後にその担当者からわざわざ返信が。私が今まで問い合わせた中で、一番記憶に残るサポートでした。ただ、担当者によって対応にかなり差がある様子。
日本語でのサポート 70点
チャット:日本語を話せるオペレーターはいませんが、自動翻訳機能で日本語で話すことが出来ます。特に違和感や話に食い違いもなく、充分満足のいくやり取りが出来ます。
メール:日本語ではやり取りできず、英語でのサポートになります。

 

ブクサカ

2018年創設、サッカー専門のブックメーカー情報サイト「ブクサカ」の編集チーム。サッカービジネス、Webマーケティング、ライター、スポーツ記者、ジャーナリスト、サッカー×SNS運用など各分野のプロで構成された編集チームで、2022年カタールW杯現地取材、ICE/iGBロンドンカンファレンスなど海外の現場にも積極的に参戦。

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