2019年5月、ウィリアムヒル(William HILL)のスタッフで、日本マーケットを担当していらっしゃる吉井さんとお会いする機会を頂きました。
吉井さんとは昨年にもお会いしてブックメーカーに関する情報交換をさせて頂きましたが、今回は吉井さんの帰国に合わせてJリーグの試合を一緒に観戦させてもらい、非常に有意義な時間を過ごさせてもらいました。
ブックメーカーユーザーにとっても興味深いお話を伺うことができたので、御本人様のご了承を得た範囲で、情報をシェアしたいと思います。
⇒ ブックメーカー大手ウィリアムヒル社員の方とJリーグ観戦に行ってきました|サッカーTV
大盛況で終わったロシアW杯
まず昨年2018年のロシアW杯では登録者数、ユーザー数、そして収益面でも「非常に好調」だったとのことで、世界中のユーザーにスポーツベッティングを楽しんでもらえたという嬉しい報告を頂きました。
日本からのユーザー登録数やプレーヤー数も過去最高レベルで、スポーツブック人口が少ないとされる日本でも着実に市場が広がりつつあるという状況を確認できました。
特にロシアW杯ではドイツ代表の早期敗退を筆頭に、番狂わせが多く目立った大会でしたから、ウィリアムヒルは収益面で大きな恩恵を受けたようです。
しかし収益面での恩恵が100%ウィリアムヒルにとって良かった訳ではなく、せっかく登録してくれた新規プレイヤーがいきなり大負けすると、ウィリアムヒルでのプレー自体を止めてしまう懸念についても教えてくれました。
ウィリアムヒルでは新規プレイヤーの早期退場による短期間で大きい収益を得るよりも、一人のプレイヤーに長期でプレーし続けてもらことがやはり非常に重要だと。
ブックメーカー経営というのは難しいですね…(笑)
スポンサーを務めるトッテナム、チェルシーについて
ウィリアムヒルはトッテナム、チェルシーのスタジアムスポンサーを務めていますが、トッテナムはCL決勝に進出し、今季は準優勝という大躍進でした。
ウィリアムヒルはそのトッテナム新スタジアムのスポンサーです。
今季の大逆転に次ぐ大逆転でのチャンピオンズリーグファイナル進出は社内でも盛り上がりを見せ、スタジアム建設に投じた多額の投資についてもポジティブな雰囲気が社内で流れているとのことでした。
今季開幕前は補強0で前評判も低かったトッテナムが、まさかCLファイナリストになるなんて誰も想像していませんでしたし、もう一方のチェルシーもEL決勝に進出し、見事アーセナルを下してヨーロッパタイトルを獲得しました。
イグアインの足元に「Williamhill」のスポンサー看板が輝いてますね!
トッテナム、チェルシーともの来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保しているので、スポンサーという面でも、ウィリアムヒルは今季大当たりのシーズンだったと言えますね!
ちなみに、2019-20シーズンからチェルシーのスポンサー契約が終了。
その代わり、日本では馴染み深い香川真司選手が加入したサラゴサのユニフォームスポンサーを務めているとのことなので、日本向けの露出が今後増えていくかもしれません。
チェルシーグッズのお土産まで頂きました
私のサッカー好きを理解してくれていて、吉井さんはわざわざロンドンからウィリアムヒルグッズをお土産としてご提供してくれました。
チェルシーのバッグまで!地味に、いや普通に嬉しい!
ウィリアムヒルでの出入金手段は水面下で調整中
他の日本語ブックメーカーと比べ、ウィリアムヒルは出入金の手段が限られています。
ウィリアムヒルは上場企業なので、提携可能な企業そのものが限られていること、提携に向けての動きにどうしても時間がかかること、情報統制が厳しく、会社が具体的に動いていても表に出せない情報が実際には沢山あることも教えていただきました。
ウィリアムヒルが決算手段の改善について「外からは何もしていない」ように見えても、実際は水面下で色んな動きをしていて、積極的に状況を改善しようとしていることは間違いありません。
吉井さん自身もスピーディに事が運ばないことに歯がゆさを感じることもあるようですが、私たち日本のブックメーカーユーザーは気長に待ちつつ、そして応援していきたいですね。
それに過去、日本でのブックメーカー界隈では
- ネッテラーの撤退
- エコペイズカードの消滅
- エントロペイのサービス終了
など出入金の手段で大きな逆風が相次いで来た訳ですが、ウィリアムヒルにとっても日本市場は重要マーケットという認識なので、今後も不測の事態が起きたしても、最終的には代替手段がきちんと用意されるだろうと思います。
政府主催のIR会議にインヴェスターとして参加
ウィリアムヒルではスポーツブックの他にオンラインカジノも提供しています。
日本ではIR推進法でカジノ解禁に向けた動き(2019年5月の報道では解禁は延期とのこと)がありますが、これに関する政府主催の会議にインヴェスター(投資者)としてウィリアムヒルも参加するというお話を伺いました。
お会いした段階では会議参加前だったんですが、もし日本でカジノが解禁された場合のシミュレーションだったり、色んな事柄を資料で確認しながらディスカッションしていく内容だそうですが、残念ながらスポーツベッティングの解禁の動きがまだ無いようです。
ウィリアムヒルとしてはスポーツブックのメリットを主張しているようですが、「カジノとスポーツブックは別」という認識で、残念ながら前面解禁の動きはまだ見られない。
しかしスポーツブックを日本で正式規制しようという動きも一切ありませんので、今まで通り「合法ではないが違法でもないため、規制もしない」というグレー市場の宙ぶらりんの状態が続く見込みです。
政府関係の会議の参加ている海外企業のユーザーを国内でいきなり取り締まるなんてことは考えられないですし、ウィリアムヒルも上場企業なので各国の法令遵守の基準は厳しいです。
そもそも日本政府はウィリアムヒルを始めとする海外ブックメーカー、オンラインギャンブルサイトを規制する気がない(規制しようと思えば割と簡単に出来るらしいですが)ようなので、ユーザーは今まで通り安心してプレーして大丈夫です。
日本でスポーツブック文化を広めたい!
吉井さんは「私はスポーツに気軽に賭けて試合観戦を楽しめる文化を日本で広めたい」と常々私に話してくれます。
私もこのブクサカというサイトを通して、日本でのブックメーカーの楽しみ方を紹介し、「こういうサッカーの楽しみ方があるんだ」というのを一人でも多くのサッカーファンに広めて行ければいいなと思っています。
そもそも私はギャンブル自体はそこまで好きじゃないのですが、サッカーをより楽しむためのスパイスとしてブックメーカーをプレーしてる感覚なので、日本のサッカーファンにもこういった楽しみ方が広がればいいなぁと。
ギャンブルだからと言って何も大きい金額を賭ける必要はなくて、100円でも1,000円でも、自分の予想の腕試しをしたり、応援しているチームに賭けてみたり、データを使って予想してみたり、それぞれが思い思いの賭け方をして、その結果としてサッカーをもっと楽しんでもらいたいなと思っています。
もちろんウィリアムヒルではJリーグの試合にも賭けられますから、totoでなかなか当てられない人も個別試合で勝つ体験を積んでみたり、ここぞ!と思う試合ではぜひ一攫千金を狙ってみてください。
ウィリアムヒルにとって日本は重要マーケット
ウィリアムヒルは日本ユーザーを本当に大切にしようとしている姿勢が充分伝わってきます。
日本語サポートの充実は当然として、日本語チャットの提供、他のブックメーカーのような誤訳がない点、トラブル時のカスタマー対応の正確さ、素早さも確かです。
ブクサカでも今後、吉井さんを通じてウィリアムヒル本体とは連携していきますし、ユーザーにメリットを提示できるようにブクサカ独自のプロモーション企画も打っていきたいなぁと考えています。
このブクサカは2018年5月に運営を開始したサイトで、収益そのものは大した数字になってないんですが、数字面でもきちんとウィリアムヒルに貢献して、ユーザーにも価値を提供していくことを目標にサイト運営を頑張りたいと思います。
日本にもブックメーカー関係のサイト運営者さんが一杯いらっしゃるので、そういった方々と一緒に業界全体を盛り上げられればいいなーと。
新規登録者向け!最大2万円分のフリーベットキャンペーン
最後に、現在実施されているウィリアムヒルの新規登録ボーナスの紹介をしておきます。
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